白老町は、新型コロナウイルスワクチン接種でキャンセルが出た際に登録者へ連絡し、接種してもらう「新型コロナワクチンもったいないバンク」の対象者を拡大した。町内の事業所などに勤務している町外在住者も対象とし、ワクチンを有効活用する。
同バンクは、予約のキャンセルなどで余剰ワクチンが発生した際、登録者へ電話連絡して接種してもらう仕組み。対象は12歳以上の町民としていたが、範囲を広げてワクチン廃棄をより防ぐことにした。
登録の条件は▽町内の施設や事業所に従事している町外在住者▽住民票のある自治体から交付された接種券を持っている▽ワクチン接種を一度も行っていない―など。
登録希望者は町役場や出張所、町総合保健福祉センター(いきいき4・6)にある用紙に必要事項を記入し、町新型コロナウイルスワクチン接種対策室に申請する。用紙は町ホームページからも入手できる。
同バンクは7月15日に創設。これまでに約400人の登録があり、200人以上に接種した。問い合わせは同対策室 電話0144(84)7680。