任期満了に伴う9月21日告示、同26日投開票の様似町長選で、立候補を表明した前教育長の新人、荒木輝明氏(65)の後援会事務所開きが30日、町内大通2で行われ、荒木氏ら関係者が必勝を祈願した。
道に緊急事態宣言が発令されたことから人数を制限し、後援会の中村弘会長ら役員と坂下一幸町長、工藤仁町議会議長の14人が出席。中村会長は「『町民がしあわせを感じられる町づくり』のスローガンの下、ぜひとも(荒木氏を)町長に」と協力を呼び掛けた。坂下町長と工藤議長は「来年は町制施行70周年。悩んで立候補の決断をしてくれたことをとてもうれしく思う。万全を期した対応をしてほしい」「一致団結して頑張ってほしい」と期待の言葉を寄せた。
荒木氏は妻の優子さん(64)を伴い、あいさつの中で「今まで培ってきた力を少しでも町のために役立てたいという思い、坂下町政が今まで築いてきたものをさらに町のために何とかしたいという思いから出馬を決意した」と説明。さらに「将来、子どもたちがしっかり暮らせるような町づくりを念頭に置き、その上で、町民一人一人の幸せが町全体の幸せにつながることを町づくりの原点としたい」と立候補への決意を述べた。