安平町議会は30日、臨時会を開き、新型コロナウイルスワクチンの接種に当たり、休日など時間外勤務手当に掛かった人件費など1000万円を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算を専決処分し、承認された。
町内の12歳以上の接種券を送付した対象者は6916人。町によると、24日時点の集計で5637人(接種率81・5%)が1回目の接種を終え、5492人(同79・4%)が2回目を完了している。東胆振では他市町と比較して高い水準となっている。
このほか、追分地区にある鹿公園キャンプ場のトイレ、炊事場の拡張工事に伴い、資材高騰のため要した620万円を合わせ、一般会計補正予算案を原案通り可決し、閉会した。