様似町選挙管理委員会は30日、9月21日告示、同26日投開票の町長選の立候補予定者説明会を役場で開いた。出席したのは前教育長の荒木輝明氏(65)の後援会関係者のみで、無投票の公算が大きくなっている。
町長を4期務めた現職の坂下一幸町長(73)は、6月の定例町議会で加齢などを理由に今期限りの引退を表明。荒木氏は、町民有志からの出馬要請に熟慮を重ね「町政を停滞させることはできない」と出馬を決意した。
説明会には荒木氏の後援会から2人が出席。町選管の斎藤勝委員長は「町長選は町民に一番身近な選挙。選挙運動には法令などに留意し、適正な管理執行をお願いしたい」とあいさつ。この後、事務局が選挙日程や立候補届、選挙運動に関する注意事項などについて説明した。