苫小牧市沼ノ端のJFEリサイクルプラザ苫小牧は9月2日から10月21日までの毎週木曜日、臨時休館する。市内の家庭ごみの収集業務を担う苫小牧廃棄物協同組合(渡辺健治代表理事)が、同プラザを会場に新型コロナウイルスワクチンの職域接種を行うため。
同組合は当初、7月の接種開始を目指していたが、ワクチンの供給時期がずれ込み9月になった。接種対象は加盟9社の従業員やその家族、関係業者の計約1100人の見込み。1日当たり200~300人で進め、1回目は9月2~23日、2回目は9月30日~10月21日の期間で計画している。
同組合は6月、接種会場として同プラザの利用を市に要望し、市側も「ごみ収集というライフラインを止められない」と協力を決めた。ワクチン接種の医療従事者は同組合側で確保したという。