投票への意識高める 浦河高で選挙啓発出前講座

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  • 2021年8月26日

 北海道選挙管理委員会日高支所は24日、浦河高校(坂本浩哉校長)で「選挙啓発高校生出前講座」を開いた。3年生112人が選挙について学び、これから行われる選挙の投票に対する意識を高めた。

 選挙権年齢が2016年6月、「満20歳以上」から「満18歳以上」に引き下げられたことから、道選管は高校生や大学生など若い年代の人が選挙の仕組みや投票参加の意義に理解を深め、将来の政治参加のきっかけとなるよう、選挙に関する講義、模擬投票及びワークショップなどを行う「選挙啓発出前講座」に取り組んでいる。

 この日は、町選管事務局の中垣雅勝総務課係長と道選管事務局日高支所の和田大樹主任がオンラインで講座を開き、中垣係長が受け付けから投票、退場まで投票所内の流れを説明した。

 続いて和田主任が選挙の種類や、満18歳から選挙に参加はできるが、市町村選挙においては3カ月以上その地域に居住していなければならないことや、選挙運動、60代に比べて若い人の投票率が低く、若い人の声が政治に反映しづらいことなど、テーマを設けながら説明。さらに8問の〇×クイズで選挙の注意事項を伝えた。

 最後に和田主任は「選挙の際は積極的に情報収集を行い、将来の社会や生活のため、よく考えて投票してほしい」と呼び掛けた。

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