道と札幌市などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに420人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が500人を下回るのは6日ぶり。このうち173人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1436人、感染者は延べ5万3540人(実人数5万3391人)となった。
死亡を確認したのは、函館市の1人(年代・性別非公表)。
道は106人の感染を確認。内訳は、胆振管内12人のほか、石狩管内27人、空知、オホーツク、十勝3管内各10人、後志、根室両管内各9人、渡島管内8人、道外7人、日高管内2人、宗谷、釧路両管内各1人。後志管内の事業所で新たなクラスターが発生し、従業員6人の陽性が判明した。
札幌市は253人の感染を確認。障がい福祉サービス事業所で職員ら8人の感染が分かり、クラスターと認定された。
旭川市は58人、函館市は3人の感染を確認した。
また、道と札幌市は、デルタ株(インド由来の変異株)疑いの感染者を新たに209人確認したと発表。道内のデルタ株疑いの陽性者は計4749人となった。
道内で治療を終えて回復したのは4万7143人。23日現在の患者数は4961人となり、重症は前日から1人減の14人。22日時点の入院患者の病床利用数は、前日から7床増の813床となっている。