白老中学校3年の堤大翔(ひろと)さん(14)が、群馬県前橋市で開かれる第52回全国中学校柔道大会(22~25日)の男子個人73キロ級に北海道代表で出場する。全国の強豪選手と対戦する堤さんは「ベスト8以上を目指したい」と意気込んでいる。
堤さんは7月30日に桧山管内厚沢部町で開かれた第49回北海道中学校柔道大会・男子個人73キロ級で優勝を飾り、大舞台への切符を手にした。各都道府県代表の48人(開催地枠含む)がトーナメントに臨む同級の全国大会は25日に予定され、シードで2回戦から出場する堤さんは、大阪府と茨城県両代表選手による1回戦の勝者と試合を行う。
堤さんは5歳から柔道を始め、小学校1年生からは苫小牧市の道場で練習を重ねた。中体連の全国出場は初めてで、得意の大内刈と内股を武器に挑む。
大会を前に20日、白老中の小林俊文校長と共に戸田安彦町長を表敬訪問し、「楽しむ気持ちで試合に臨みたい」と意気込みを語った。戸田町長は「練習の成果を十分に発揮して頑張ってほしい」と激励した。