新型コロナワクチン接種 8割が2回目終了 安平

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年8月19日

 安平町は、新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、対象者の8割近くが2回目の接種を終えたことを公表した。65歳以上の高齢者は9割近く、64歳以下は7割ほどが接種を完了。今後、接種を希望する町民には町内病院での個別接種を促していく。

 町は5月中旬から65歳以上に、7月上旬から64歳以上に接種を開始。集団接種は早来町民センターなどで行い、今月11日で終えた。

 町の集計(13日時点)によると、接種券を送付した町内の12歳以上の対象者は6916人。このうち、1回目の接種をしたのは5533人(接種率80%)、2回目も終えたのは5339人(同77・2%)となった。

 65歳以上は、対象者2889人のうち1回目の接種をしたのが2556人(同88・5%)、2回目も終えたのが2538人(同87・9%)。「1回目の接種後、(副反応などと別の理由で)入院したり、亡くなったりした方もいる」と説明した。

 64歳以下は、対象者4027人のうち1回目の接種終了者が2977人(同73・9%)、2回目も終えたのが2801人(同69・6%)で、当初予想した「6割以下」を大きく上回った。

 町によると、集団接種終了後も「接種の問い合わせが数件寄せられている」と言い、今後は「町内の病院で9月いっぱいまで個別の接種を行っている」と周知をしていく。

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