2018年に発生した胆振東部地震から9月6日で3年を迎えるに当たり、厚真町は14日、当時の震災で19人が亡くなった吉野地区の生活館跡地に献花台を設置した。お盆に合わせ、町民らが同僚や友人の冥福を祈りに訪れている。
約3年前の地震で震度7を観測し、最も被害が大きかった同町では、災害関連死を含めて37人が犠牲になった。このうち、吉野地区では大規模な山腹崩壊による土砂崩れで19人が命を落としていた。
町によると、吉野地区の献花台は16日まで設置する。その後いったん撤去し、9月4~6日、再び設ける予定。役場本庁舎玄関の献花台は常設している。