安平町のあびら観光協会は、鉄道のまちをアピールする炭酸飲料水「あびらD51(デゴイチ)銀河ラムネ」を商品化し、町内追分地区にある道の駅「あびらD51ステーション」などで販売している。すっきりとした味わいで、暑さ対策はもちろん、鉄道ファンにはたまらない一品として早くも人気を集めている。
同協会によると、ラムネは小樽市の野島製菓で製造し、7月上旬に販売を開始した。ラベルのデザインは、道の駅に併設する鉄道資料館で保管している蒸気機関車(SL)「D51―320号機」が、星の輝く夜空を力走する姿をイメージしている。
同協会の担当者は「昨年度扱ったラムネが1年間で売れた量の2倍近い量が、わずか1カ月で売れている」と説明。暑い日が続き、週末は氷水で冷やして売り出していることも人気を呼ぶ理由になっているが、「町外から訪れる鉄道ファンが記念品やお土産として購入するケースも多い」と言う。
ラムネは1本(200ミリリットル)税込み240円。道の駅のほか、追分地区の弥生パークキャンプ場でも販売している。