北海道が昨年、8月7日を「北海道花の日」に制定したことを受け、新ひだか町は8月第1週をフラワーウィークとして、町役場の静内庁舎と三石庁舎ロビーにデルフィニウムなど町特産の花を展示している。9日まで。
道は、花きの消費拡大やコロナ禍で疲弊した心に潤いと安らぎを与える目的で、日常に花を取り入れ、心を豊かにする暮らしを提案している。
町では、アルストロメリアなどさまざまな品種の花を生産し、中でもデルフィニウムは年間約448万本(前年実績)を出荷、全国シェアで上位を占めている。
庁舎には、役場の女性職員が花瓶に合わせてかわいらしく生けたデルフィニウム、スターチス、ダリアを使ったフラワーアレンジメントが展示されており、来庁者が足を止めて眺めている。
町農政課担当者は「家庭や事業所でも飾り、花をもっと身近に感じてもらいたい」と話していた。