氷都で熱戦

  • 特集, 記者コラム「風」
  • 2025年1月15日

  苫小牧市で20日から、高校アイスホッケーの頂点を決めるインターハイが開幕する。多くのアジアリーガーも踏んだ大舞台には、全国から28校の強豪が集結。将来の日本代表を担う選手たちによる白熱した戦いを展開する。

   東胆振地区からは私立高で4連覇を狙う駒大苫小牧、ハードワークを武器に優勝を目指す北海道栄、2021年の再始動から強豪校に駆け上がった苫小牧中央が出場。公立高では、学校敷地内の屋外リンクを活用し練習に打ち込む苫小牧東、創部100年の節目を迎えた苫小牧工業と、計5校が地元で錦を飾ろうと大会を目前に控え、気迫のこもった練習に取り組んでいる。

   1年間の集大成となる大会で、勝ち上がるために努力を続けてきた選手たち。主将に話を聞くと、いずれも戦う準備は万端で、活躍が大いに期待される。

   「氷都・苫小牧」で観衆を興奮の渦に巻き込み、有終の美を飾るのはどの高校か―。熱戦の様子を見届けたい。(松)

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