札幌で行列ができるドーナツ店と話題を呼ぶ、「生仕立て」ドーナツのテークアウト専門店「ＭＩＬＫ　ＤＯ　ｄｏｒｅ　ｉｋｕ？（ミルクドドレイク）」が６日、オープンした。道内６店舗目で、胆振・日高に初進出した。

　 　ドーナツは上川管内美深町の牧場で生産した牛乳と十勝産小麦が原料。火が入りすぎない生仕立てを意識し、健康的な米油で素早く高温で揚げ、外はカリッと、中はしっとり。「純生ホイップ」（３３０円）や「自家製カスタード」（同）など７種類、１日６００～８００個を提供する。

　 　目玉は苫小牧店限定商品「モンブラン」（３８０円）。道産生クリームを泡立て、フランス産の栗をふんだんに使う。同店を道内展開する人材派遣業札幌エージェント（札幌市）の磯田洋平会長（３８）は「生のような食感と、しっかりした牛乳の味」とＰＲする。

　 　フランチャイズ契約を結ぶ同Ｉ　Ｌｉｎｋｓ（アイリンクス、東京）の岩渕篤史代表取締役（４１）は苫小牧出身で「地元に貢献したい」と出店を決めた。海外進出も視野に入れ「苫小牧や道の人材をドーナツと輸出できれば」と話す。

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　 　営業時間は午前１１時～午後６時だが、売り切れ次第、終了する。年中無休。問い合わせは同店　電話０５０（８８９２）７８５０。