大都市圏の成人、半数が活動不足 

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  • 2024年4月25日
大都市圏の成人、半数が活動不足 

  首都圏、中京圏、近畿圏の成人を対象にした調査から、厚生労働省が推奨する1日の身体活動量を満たしていたのは約半数だったと、公益財団法人明治安田厚生事業団などが発表した。

   厚労省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、推奨される1日の身体活動を成人で60分、高齢者で40分としている。

   同事業団などは、23年10~11月、三大都市圏在住の196人(20~79歳)に活動量計で1週間の身体活動を測定してもらい、生活習慣に関するアンケート結果と合わせて分析した。

   その結果、1日の推奨活動量を達成したのは49.5%だった。年齢層別では、20~64歳が45.6%、65~79歳が61.7%と、若年・中年者で低かった。1日当たりの歩数は、年齢や性別を問わず推奨歩数(成人8000歩、高齢者6000歩)を下回っており、座っている時間は65歳以上の女性を除き8時間を超えていた。

  (メディカルトリビューン=時事)

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