朝食抜く小中学生の特徴 親の食リテラシーが関与

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  • 2024年4月17日
朝食抜く小中学生の特徴 親の食リテラシーが関与

  養育者の健康的な食に関するリテラシー(知識や能力)が低い家庭の子どもほど、朝食を抜く傾向にあったと、国立成育医療研究センターなどの研究グループが発表した。

   研究グループは、2020年12月に小学5年生(10~11歳)または中学2年生(13~14歳)の子どもを持つ1520世帯にアンケートを実施。養育者の健康的な食に関する「知識」(10点満点)、栄養価の高い食事を提供する「態度」(同)、食事を準備する「スキル」(15点満点)を評価し、子どもが朝食を抜く頻度などとの関連を調べた。

   その結果、子どもが朝食を週1回以上抜く割合は13%(198世帯)で、養育者の「知識」や「態度」の得点が高い家庭では割合が少なかった。養育者の「態度」の得点が低い家庭では、「朝食に十分な時間が取れない」ことが欠食に関連していた。

  (メディカルトリビューン=時事)

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