苫小牧港・西港の東埠頭(ふとう)で8月29日、サバがサビキで釣れていた。30センチほどのフクラギ(ブリの子)も上がったとの情報が入った。
東埠頭では8人ほどの釣り人がサバを狙っていた。札幌市から来た男性は午前9時半から午後3時半まで、磯ざおを使ったサビキの垂らし釣りで15~20センチのサバが8匹、ルアーロッドを使ったジグサビキのキャスティングで同サイズのサバが2匹の釣果だった。
この日、東埠頭近辺の海域にサバの群れが入り、水面近くを泳ぐ姿が肉眼で確認されたが、「見える魚は釣れない」の格言通りに釣果はいまひとつだった。
埠頭の並びで釣っていたベテランの男性は電動しゃくり機を使ったサビキ釣りで、サバに交じって30センチ前後のフクラギを釣り上げたという。