ありがとう旭川

  • 土曜の窓, 特集
  • 2024年8月10日
ありがとう旭川

  7月14日日曜日、晴天。待ちに待った旭川でのライブ「大泉洋with青木さやかザ・トークショー」。

   今年から「with青木さやか」というライブを立ち上げた。全国さまざまな土地で、ゆかりのあるゲストさんとエンターテインメントをお届けするここだけの話、エンタメの楽しさを知っていただこう、売り上げの一部をその土地の何かに使っていただこう、青木さやかと全国を旅しよう―といったコンセプト。

   その記念すべき初回が、旭川での大泉洋さんとのライブとなった。北海道で洋さん、最高なのだ。旭川はわたしの今は亡き母が幼少期住んでいた場所でもあり、洋さんのご親戚もいらっしゃる土地。北海道へ貢献したいというお気持ちもあり、引き受けてくださった。今回は売り上げの15%を旭川こども基金へと寄付させていただいた。

   さて、ライブはどうだったか?

   ここだけの話と銘打ってやってる以上、あまり書けないのだが、いやはや、盛り上がるとはこういう状態を言うんですね。洋さんの登場で割れんばかりの拍手と歓声。それが長い! 3分ほど続いたところで、洋さんとお客さまを制したわたし。

   そこからも驚いた。お客さまは東京から、関西から、九州から、なんて方もいる。心から楽しみにしていたというエネルギーが客席全体から伝わってくる。

   トークの後、ここだけの話質問コーナーに移り、さらにクイズ大泉洋!コーナー。クイズに答え、正解を続けて残った方にプレゼントを、というクイズだったが、お客さまは洋さんのことをそれはよくご存じで、全ての問題が終わっても全然数が減らない。急きょ、じゃんけん大会に変更。大興奮のうちにライブ終了。

   最後はわたしが1人でお客さまへごあいさつ。全てが終わり、袖に戻ると洋さんが待っててくれて「お疲れさま!」と迎えてくれた。うれしいやら、ホッとしたやらで涙。おかげさまで夢のような一日が終わる。

   ありがとう洋さん。ありがとう旭川。ありがとう、お越しくださったお客さま。最高の思い出。旭川に縁をつないでくれてありがとうね、お母さん。

  (タレント)

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