最近、気温が上昇して雪解けが進み、冬の間は見られなかった水たまりが現れるようになった。先日、取材で小学校に朝一番で行った時のこと。「おはようございます!」と元気な声を掛けられ、振り向くと、まるで自衛隊のレンジャー部隊のように泥だらけの児童がいた。そう、車に水を掛けられたのだ。「命懸けの通学路」と言いたくなるほどの大きな問題だ。
苫小牧はトラックの通行量の多さが関係してか、極端にへこんだ道路があちこちで見られる。通常は雨水ますから排水されるのだが、多くの道路は水がそこまでたどり着けないほど深いクレーター状態であることが多い。砂利道の農道ならまだしも、市街地であの路面は一刻も早い修繕が必要だと思った。
道路交通法71条によると、車が歩行者に対して水を跳ねた場合、悪気がなくても普通車で6000円の罰金になることがある。歩行者の横を通り過ぎる際は、スピードを落として走行しようと改めて誓った。(富)