1月27日から今月3日まで、国民スポーツ大会(国スポ)冬季大会が苫小牧市で開かれた。国民体育大会から名称が変わって最初の大会で、苫小牧開催は2006年以来、18年ぶり。各競技で熱戦が繰り広げられた。
学生時代、アイスホッケーをしていた記者は06年大会に石川県代表として参加した。今大会は外側から取材する立場に関わり、当時の自分と重ね合わせながら選手の真剣な表情に心を打たれた。
担当したフィギュア競技には苫小牧ゆかりの3選手が出場した。広いリンクの上にたった1人で立ち、会場中の視線を集める。そうしたプレッシャーに打ち勝ち、演技をする選手の闘志がひしひしと伝わってきた。
「氷都・苫小牧」ではアイスホッケーに注目が集まりがちだが、スピードスケートを含むスケート競技の選手たちも、スケートのまちを盛り上げようと、全国の選手たちとしのぎを削った。熱い選手たちの思いをこれからも伝え続けていきたいと感じた。(松)