インフルエンザ

  • 特集, 記者コラム「風」
  • 2023年11月29日
インフルエンザ

  「インフルエンザだったわ」―。

   今月中旬のある土曜日の話。家族から一報を受けた。「同じ場所にいたら(周りにも)うつるよな」と思った時にはすでに遅く、翌日に1人、さらに翌日また1人と感染が広がり、うつらなかったのは生活をほとんど共にしていない私だけだった。急きょ休暇願を出して病院への送迎と家事を代行する激動の1週間を過ごした。

   コロナ禍が一定の落ち着きを見せる一方、今年はインフルエンザが各地で猛威を振るっている。東胆振1市4町を管轄する苫小牧保健所管内でも「注意報」が発令されており、小中学校では学級閉鎖が相次ぐ。加えて今年はせきの薬が品薄で病院でもわずかしか処方されないからきつい。

   東胆振地方では、ここにきて肌寒い日が続く。25日には今季初めて最高気温が0度未満の「真冬日」を記録し、いよいよ厳しい冬の到来だ。風邪をこじらせないよう気を配りながら、この冬を乗り切りたい。(石)

紙面ビューアー

過去30日間の紙面が閲覧可能です。

アクセスランキング

一覧を見る

お知らせ

受付

リンク