年の初めに願うこと ゆのみ 関根(せきね) 久修(ひさのぶ)

  • ゆのみ, 特集
  • 2023年1月17日

  1月も中旬、私にとって今年初の「ゆのみ」となりますが、今年もよろしくお願いします。

   さて、「一年の計は元旦にあり」と言いますが、皆さん、今年の目標は立てたでしょうか。

   私も人生80年(100年?)時代についに還暦を迎え、幾つか目標らしきものを頭に置いていますが、一つは「走ること」です。以前本欄に趣味として「走ってます」と書いてから、「最近は走ってますか?」と聞かれることがたびたびありました。昨年は残念ながらハーフマラソンを1回しか走れませんでしたので、今年は少なくとも複数回は大会に参加することを目標にしています(極めて控えめです)。

   もう一つは、「鳥の目・魚の目・虫の目」と言いますが、時代が大きく変化する中で、その流れを見落とさず、世の中の事象をできるだけ理解できるよう、人の話を聞き、本を読み、よく考えたいと思っています。若い頃に先輩から「給料の1割ぐらいは本を買え」と言われたことを思い出しますが、最近は本を買っても「積ん読」状態になりがちです。これも控えめに、目が疲れず集中力が持つ範囲で関心分野の本を読んでいきたいと思います。

   ということで、今年の目標の一端を公にしてモチベーションにしたいと思いますが、プレッシャーに弱いので、「最近、マラソン大会には出ましたか?」とか「今月は何冊本を読みましたか?」とか聞かないでくださいね。

   今年最初の「ゆのみ」の締めに、万葉集4516首の最後の歌で、遅ればせながら、今年一年が良い年となるようお祈り致します。

   「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いや重け吉事」(大伴家持)

  (苫小牧港開発社長)

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