滑走路散歩、広さ体感 新千歳でスカイ&オータム ドリームフェスタ

  • ニュース, 千歳・恵庭
  • 2019年9月10日
早朝の滑走路で記念撮影する参加者=8日、新千歳空港
早朝の滑走路で記念撮影する参加者=8日、新千歳空港
航空機の操縦席に座り、気分はパイロット=同、海上保安庁千歳航空基地
航空機の操縦席に座り、気分はパイロット=同、海上保安庁千歳航空基地

  9月の空の日にちなんだイベント「スカイ&オータム ドリームフェスタ2019in新千歳空港」が7、8両日、新千歳空港で開催された。公的機関や航空会社などによる見学、体験行事が幅広く行われ、参加者は空港のさまざまな仕事や設備に触れた。

   空港関係機関でつくる新千歳空港利用者利便向上委員会(議長・山田修空港長)の主催。18年は胆振東部地震で中止され、2年ぶりに開かれた。

   7日は山田空港長が「空港利用者と地域の皆さまに日頃の感謝を込めた。いろいろなイベントで楽しんで」と開幕を宣言。一日空港長に小野綾子さん(10)、林航太朗君(12)、児玉椛野さん(12)、河野龍士さん(15)の4人を任命した。

   8日は離発着開始前に滑走路を開放する恒例企画「早朝ランウェイツアー」で開始。親子連れを中心に予約の100人が参加し、朝霧の中、写真を撮ったり走ったりして広さを体感した。岩見沢市から訪れた木田悠哉君(9)は「滑走路は長くて広かった。明かりがカラフルできれいだった」と笑顔で語った。

   航空会社や関係機関は見学ツアーや職業体験会を実施。このうち海上保安庁千歳航空基地と国土交通省新千歳空港事務所を巡るツアーでは一般の人は立ち入ることができない保安制限区域に入り、子供たちが海保機の操縦席や除雪車と消防車の運転席に座ると、保護者がカメラで撮影していた。千歳市豊里から参加した山下美羽さん(11)は「普段できない体験ができて思い出になった」と話した。

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