まちのシンボル きれいに 千歳川で清掃活動

  • ニュース, 千歳・恵庭
  • 2019年9月4日

  千歳の河川保護団体、清流と緑を守る市民の会(榊原達也会長)はこのほど、千歳川流域で恒例の河川清掃活動を実施した。活動には、市内の企業や自衛隊、町内会、千歳青年会議所、千歳市役所などから市民約350人が参加。市内の桂木から東郊までの流域7カ所でクリーン作戦を展開した。

   河川清掃活動を通じてまちのシンボルである千歳川の魅力を再確認し、合わせてふるさと愛の醸成を図る目的の活動。

   清水町の河畔公園での開会式では、榊原会長が「皆さんの手で清流をきれいにしましょう」と呼び掛けた。あいさつした山口幸太郎市長は1971年から続いてきた川清掃の歴史に触れ、「皆さんのおかげで清流が保たれている。水質日本一の支笏湖を源流とする千歳川は市民の貴重な財産。これからもボランティア精神で守っていただきたい」と期待を込めた。

   このうち東雲町では川底清掃を展開。曹友会や准曹会が胴付き長靴姿で作業に当たり、空き缶やペットボトル、ガラス瓶やチャイルドシートなどを回収した。

   河川敷では石段の雑草を取ったほか、「アイラブ千歳川」のTシャツを着込んだグループが火ばさみを手にしてごみ拾いに汗を流した。

   流れ着いた布きれや放置されたバーベキューの焼き網、炭などを回収。一部の心ない不法投棄に参加した市民も眉をひそめた。事務局によると、約1時間にわたった清掃で40リットル袋20袋分のごみを回収した。

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